こんにちは。
カフェインとお友達、橙佳です。
ここに来たのは実に8年ぶり。
ド真面目に働いていたころ、大嫌いな先輩に相槌打ちながら飲んだ珈琲は、味なんかしなかったんですよね。(笑)
今回は苦い思い出を払拭すべく!
改めてしっかりと、珈琲を味わいたいと思います。
但馬屋珈琲店 本店
但馬屋珈琲店 本店
〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-2-6
新宿駅西口より徒歩約3分。
駅寄りの旧青梅街道、思い出横丁の角地にあります。
総合洋品店の洋服のイナバを廃業し、1964年に開店した純喫茶エデン。
それを改装して、1987年10月に開店したのが但馬屋珈琲店です。
店名は創業者である倉田数雄氏の出身地「兵庫県但馬地方」に由来。
現在お店は新宿4店舗、吉祥寺1店舗。
半世紀以上経った今も、但馬屋珈琲店は日本の喫茶店文化を大切にし続けています。
人見知り爆発して入店し、わたわたしてたら座りやすい席に案内してくれました。
テーブル席とカウンター席。
上の階にも席があるみたいです。
長い年月、歴史を感じる趣深い木の質感。
お店は全席喫煙です。
カップは世界各国から集められた高級品の中から、雰囲気にあったものを選んでくれます。
生豆は世界各地から厳選し入荷。
特別に改良した直火式の焙煎機にて、熟練の職人がじっくり丁寧に強・深煎りで自家焙煎。
火加減が難しく、大量に焙煎できないので時間もかかりますが、直火式焙煎が作り出すこだわりの香味と味わいは感動ものです。
珈琲豆は常時16種類以上取り揃えられ、
ケーキセットの種類も充実しています。
とても悩みましたが、今回はゆっくり珈琲を楽しみたかったので、オリジナルブレンドをお願いしました。
但馬屋オリジナルブレンド
但馬屋オリジナルブレンド
750円。
注文を受けてから
たっぷりの珈琲豆を極粗挽き。
自家製の特製ネルを使用して、じっくり時間をかけて抽出された珈琲は、苦みのあるスモーキーなかおりです。
余談ですが。
可愛い女性とは程遠いので、数あるカップの中からピンクや赤の可愛らしいデザインを選んでいただくとちょっと嬉しかったりします。(笑)
但馬屋珈琲店のオリジナルブレンドは、
様々な珈琲を飲み歩いて研究して辿り着いた味だそうです。
コロンビア、ブラジルを中心に4種の異なる産地の豆を、それぞれ焙煎しブレンドする単品焙煎をしています。
…めちゃめちゃおいしい。
飲み口はやわらかで、ぶわあっと香りのある苦味がやってきます。
だんだん甘味を感じてくる。
余韻はあるけどいがいがしてるわけじゃなくて、スッキリして良いところだけ残っている感じ。
深煎りが好きですが、知りませんでした。
苦みってこんなにおいしかったんだって。
なんておいしくて濃厚な苦味とコクなんだろう。
おかわりしようか本気で悩みました。
(人見知りで声が掛けれない)
ミルクも入れて飲んでみたかったけど、もったいない。
ブラックがおいしすぎてもったいない。
こんなにおいしかったんだ。
泣きそう。
もう一度来て本当によかった。
最後に。
私がコミュ力おばけだったら、もっとちゃんとおいしいって伝えられたのに。
悔やまれるので、また来ます。
(また行きたいだけ)
他のお客さんが写らないならと撮影を許可して頂きましたが、お店の外には撮影禁止のステッカーが貼ってあったので、外観は載せない事にしました。
外観もとても素敵なので、珈琲とともにぜひ見に行ってみてください。
ごちそうさまでした!
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