こんにちは。
カフェインとお友達、橙佳です。
先日、日帰りで小田原に行ってきました。
その際、サイフォンで淹れたての珈琲を楽しむことができる、素敵な喫茶店にお邪魔させていただきました。
今思い返しても、穏やかで充実した時間でした。
豆の樹
豆の樹
〒250-0011
神奈川県小田原市栄町1-2-16
創業35有余年の、小田原の老舗喫茶です。
世界8ヵ所の珈琲をはじめ、アレンジコーヒーや紅茶も味わうことができます。
店内には美しい器や絵画もあり、クラシカルな雰囲気たっぷりです。
食事をするかたは、奥のレストランに案内されます。
珈琲の香りが損なわれないように、奥にあるそうです。
有難い心遣いですね。
メニューの撮影はNGという事でしたので、注文した素敵な珈琲とデザートのお写真でご紹介させていただきます。
トアルコ・トラジャ
トアルコ・トラジャ
珈琲は席にて、お店の方が目の前でサイフォンから注いでくださいました。
香りの幸せに包まれる、最高の瞬間です。
カップは珈琲や紅茶の種類によって違うそうで、それもまた楽しみのひとつですね。
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珈琲は飲んだ瞬間に香って
酸味と苦味が押し寄せます。
こんなにおいしい酸味は初めてかも。
あとは甘みのある酸味と穏やかな香りの余韻が残ります。
トラジャコーヒーとはインドネシアのスラウェシ島にあるトラジャ地方のみで産出されるコーヒー豆です。
トラジャ地域でしか生産が難しく、栽培に繊細さが必要なアラビカ種です。
実はトラジャコーヒーは死滅したと思われていました。
第二次大戦が始まった頃、栽培どころではなくなってしまったためです。
それを数10年の時を経て「キーコーヒー」が復活させました。
トアルコ(TOARCO)とは、トラジャのコーヒー豆を復活させた「キーコーヒー」の登録商標です。
トラジャ(TORAJA)、アラビカ(ARABICA)、コーヒー(COFFEE)から頭文字をふたつずつ取り、「トラジャ地方で採れたアラビカ種のコーヒー」という意味で名づけられたそうですよ。
コーヒーぜんざい
コーヒーぜんざい
珈琲とともに、とても楽しみにしていたデザートです。
コーヒーゼリーとアイスクリームに、あずきがトッピングされています。
コーヒーゼリーは香りがあって、すっと苦味が入ってきます。
あずきとアイスの和洋で違う甘さとコクが、たまらないです。
あずきの食感も楽しいですし、
アイスのミルキーでひんやりした感じも、また心地いいですね。
喫茶店のバニラアイスって、どうしてこんなにおいしいのでしょうか。
美しい器たちに惚れ惚れし、珈琲尽くしに癒される、至福の時間でした。
「レトロ喫茶」という言葉で片づけてしまうにはもったいない、とても素敵なお店です。
静かで穏やかなひとときを有難うございました。
ごちそうさまでした!
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