こんにちは。
カフェインとお友達、橙佳です。
先日、「これどうせ好きでしょ?」と御羊羹をいただきました。
言い方言い方!と思いましたが、どうせ好きでした。天才ですか。
とてもおいしかったのでご紹介させていただきます。
羹珈琲
ヨシタケコーヒー×光明堂羊羹
羹珈琲
(カンコーヒー)
島根県浜田市出身の三浦義武氏が考案した「ヨシタケコーヒー」が練り込まれた羊羹です。
三浦義武氏は世界初となる缶コーヒーを、世に送り出したとされています。
こちらを製造しているのは有限会社光明堂。
大正15年創業。
伝統の製法・味を受け継いで製造販売を行っている和菓子店です。
創業時から変わらず、釜戸で薪を焚いて手で練り上げる「三隅羊羹」は島根県浜田市の名産品です。
素朴な味で、甘さは控えめで食べやすく、お土産としても重宝されています。
そんな光明堂の素敵な羊羹と「ヨシタケコーヒー」が合わさったコーヒー味の羊羹が、こちらの「羹珈琲」というわけです。
希代のコーヒーマニアで缶コーヒーを発明した三浦義武氏。
2枚重ねの綾織りのネルに入れたコーヒー粉に、水を注いで撹拌し、お湯を注ぐ。
彼独自の抽出方法で淹れる「ヨシタケコーヒー」は、香り高くコクのある深い味わいが特徴です。
コーヒー通の間で評判となったこのコーヒーをスチール缶に詰めて、1965年に日本橋三越本店で「ミラ・コーヒー」として販売されました。これが世界初の缶コーヒーと言われています。
現在のヨシタケコーヒーは、その味を伝えるヨシタケコーヒー認証事業所によって受け継がれているそうです。
開けると、素朴で美しい羊羹が姿を現しました。
50gと小ぶりで、ちょっといただくにはもってこいなサイズです。
珈琲といっしょに食べても存在感があるので、コーヒー尽くしで召し上がるのもありだと思います。
どこか缶コーヒーの微糖のような味がします。(缶臭くはない)
それでいて上品で不思議と懐かしさがある。
程よく甘い味わいのある珈琲羊羹です。
苦みはあまりないです。
つるつるではなく、羊羹らしい少しのザラつきがまた良い。
開けた時はほんのりコーヒー香るくらいだったのに、ふたくち、みくちと食べ進めていく内に、どんどんコーヒーの香りが強くなります。
幸せ増してゆくー!
とてもおいしい珈琲羊羹でした。
ごちそうさまでした!
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